子どもだけでお出かけさせる時に気を付けるべき事を教えてください。

知らない人、知っている人でもついていかない
小さなお子さんだけでお出かけをする際には特に、知らない人に声をかけられても、絶対について行かないという事を徹底させて下さい。
場合によっては、声をかけられそうになったら、全力で逃げるように伝えましょう。
また、知っている人でも安心は出来ません。
むしろ顔見知りの方が犯罪を犯しやすく、実際、顔見知りによる連れ去り事件なども後を絶ちません。
お子さんの身を守るためにも、知らない人、知っている人共に、むやみやたらについて行かないように指導をしましょう。
お金を出す際には気をつけさせて
お子さんだけでお出かけをさせる際には、お金の管理、使い方にも気をつけさせる事が大切です。
人前でむやみやたらに財布を出すことが無いように、財布は必要最低限、外に出すように教えましょう。
夏祭りなどは特に、スリが横行し、お子さんの財布が被害に遭うことも少なくありません。
財布は鞄の奥底に入れたり、簡単にすられないようにズボンのベルトの穴にストラップを通しておくなど、対策をする事が大切です。
また、お子さんを狙った現金恐喝事件なども増えています。
お子さんには一人にならないように伝えたり、出来るだけ暗がりや、危険な所にはいかないように、しっかりと教える事が大切です。
万が一の際には、財布を渡して、自分の命を優先するように伝えましょう。
車の多い道は要注意
お子さんだけでお出かけをする際には、交通事故にも注意するように伝えて下さい。
車通りの多い場所に出かける場合は特に、しっかりと指導をしましょう。
歩行者用の信号が青になっても、飛び出してくるような車も居ますので、必ず右左をよく見て渡らせることが大切です。
また、見通しが悪い交差点などはとくに、飛び出し事故が多いため、必ず確認をしてから交差点を渡るようにさせましょう。
日頃一緒に歩いている際に、こうしたポイントを教えて行くことも出来るので、親御さんとお出かけの時に、指導をしてみて下さい。
しっかりと予定を聞いておく
お子さんだけでお出かけをする際には、どこに行くのか、誰と行くのか、何時に帰るのか、しっかりと予定を聞いて下さい。
万が一、予定の時刻を過ぎても帰らない場合、一緒に行っているはずのお友達のご家庭に、連絡を取ることが大切です。
まだ小学生のお子さんの場合は、門限を守ることを必ず徹底させましょう。
門限を守らなければ外出禁止など、厳しいルールを設けても構いません。
この厳しさが、引いてはお子さんを守る事に繋がります。
いざと言うときに連絡を取ることが出来るように、ケータイを持たせて置くことも大切です。
夜遅くなるようであれば、必ずお迎えに行くようにしましょう。