子どもの年齢に合わせた知育教育を教えてください。

0~1歳時は、とにかく色々な物に触れさせましょう
まだまだ自我が芽生えていない0~1歳時でも、この時期から色々な物に触れさせることで、お子さんの積極性、感受性、情緒を育む効果が期待出来ます。
例えば、箱にボールをポイポイと投げ入れさせて、数字を親御さんが数えたり、ボールの色を言いながら投げさせることで、ちょっとした勉強にも繋がるでしょう。
この年代では当然よく分からないままやって居ますが、深層心理で深く理解することが出来ますので、是非とも試したい遊びです。
他にも、絵本の読み聞かせは年齢に関係なく行うと良いでしょう。
この年代からでも、毎日積極的に読み聞かせをすると、お子さんの自立心や積極性をくすぐり、徐々に物事に興味を持ってくるようになります。
手先が器用になる2~3歳時の遊び
手先がだんだんと器用になり、細かい遊びも出来るようになる、2~3歳時。
このタイミングでは、指先を使った遊びを積極的に取り入れることで、集中力アップ、脳への刺激に繋がるでしょう。
例えば、粘土遊びや砂場遊びなどの工作を始め、積み木などの遊びも知育教育として効果的です。
単純だけど指先を有る程度使うような遊びが、この年代にはもっともおすすめと言えるでしょう。
また、一緒にお料理やお菓子作りをしてもらうなども効果的です。
危険な物は無いように、クッキーの型抜きをしてもらったり、単純な作業を一緒にやってもらうといいでしょう。
野菜の名前や形の名前などを一緒に教えて上げると、少しずつ覚えて行くことが出来ます。
頭を使った遊びをさせたい4~5歳時
考える力が身につき始め、集中力アップ、感受性アップなど、基本的な能力がたっぷりと身につく時期である、4~5歳。
このタイミングではとにかく、頭を使えるような遊び、本人が興味を持っている遊びを、積極的にやらせて上げることが大切です。
例えば、折り紙やあやとり、パズルゲームなど、多少難しい物、手先の細かさが必要となる遊びが、この年代にはピッタリと言えるでしょう。
また、感受性が非常に豊かな時期ですので、より一層物語性のあるような絵本を読んで上げることが大切です。
物語によっては、思いっきり笑ったり、思いっきり泣いたり、感情をフルに爆発させるようなお子さんも居ます。
そう言った感情に素直になるという事が、この年代にとっては非常に重要な事となりますので、遊びと一緒に積極的に本を読んで上げましょう。
また知育オモチャではありませんが、数を一緒に数えたり、言葉の読み書きを練習したり等も、ちょっとずつ出来るようになる年代です。
オモチャで自然と学ぶ事ができるような物を取り入れる事で、小学校に上がってから、勉強がスムーズになるでしょう。
思いやりを育てるなら動物と一緒に遊ぶ
思いやりを育てるのは、話をしたり遊んだりするだけではなかなか育ちません。
小さい頃はどうしても自分が一番という思いになりがちなので、その感性を人段階上げるには動物を上手く活用するといいでしょう。
ペットを飼い、一緒に育てていくことで知らず知らずに弱いものを守っていくという自覚が芽生え成長して行きやすくなります。
自分よりも弱い存在がいるということを知り、思いやりをもって育てていければきっと誰にでも優しい人に成長して行けるでしょう。
ペットとして飼うのにおすすめなのは犬ですが、猫や小動物などでも問題ありません。子供が愛情をもって育てていける動物を選ぶようにしましょう。
またペットを飼うということは命を預かるということなので、先々の事もしっかり考えてから飼い始めるようにしてください。
ペットを飼うための準備を整えておくことをおすすめします。
頭のいいだけではこれからの世界は乗り切れません。
人から支えてもらえるような、そして支えられるような思いやりを持った子に育てていけるようにするのが親の役目ではないでしょうか。