子どもの協調性を育てる方法があれば教えてください

子どもが大きくなってきて周りと仲良くやっていけるようになるために教えるべきこととは?
子どもが大きくなってくるにつれて、少しずついろいろなところに連れていって、他の子どもたちと一緒に過ごすようになりました。
ところが、今まであまり他の子どもと接する機会が多くなかったのか、一人でいる方が良い感じであまりみんなとなじむのが得意ではないようです。
他の子どもが遊ぼうと誘ってくれても、かなり強い感じで嫌がってしまいます。
また、他の大人とも同じ感じで、ほとんどなついてくれません。
これからが心配ですので、子どもの協調性を育てるにはどうしたらいいのかと考えています。
今できることとしては何があるでしょうか?
いろいろな人に慣れるという環境を作ってあげることが大事
子どもは実に面白いもので、同じような環境で育っても、非常に人見知りな性格を持っている子もいれば、とてもオープンな子もいます。
しかし、やはりできるだけいろいろな人に接することが多い環境で育った子どもは、全体的に協調性が高くオープンな性格をしているものです。
そのため、子どもに協調性を持ってもらいたいと思うのであれば、積極的にいろいろな人に接することができる場に連れていく、人を招待することが大事です。
人見知りが強い子であれば、まずは親族や近所のある程度顔を知っている人のところに子どもを連れていって、多少長い時間一緒に過ごすようにします。
これを続けながら、少しずつ見知らぬ人にも慣れるように、いろいろな人を家に招待するなどできるでしょう。
同時に他の子どもと一緒に遊ぶ時などに思いやりを示せるように教えていくことが大事です。
特に相手がどのように思うのかということを考える習慣を身に着けさせるように教えていきましょう。
そういうことを言ったら、そういうことをしたら、○○ちゃんはどう思うかな?という質問を繰り返して、相手のことを考えるのが習慣となるように助けます。
ルールという形で教えてあげるのも大切
また、集団でのルールというものを教えていくことも欠かせません。
みんなが守っているルールは自分が気に入らないと思っても必ず守ることを教えてあげましょう。
公園などで遊ぶ時には、ボールや遊具を独り占めしないなどのルールがありますので、そのルールを守れない時にはしっかりと話すことが大事です。
このように、子どもに徐々に協調性の大事さを教えていくことができますが、ポジティブな感じで教えることを意識しましょう。
相手の気持ちを考えるという点でも、どうしたら○○君が喜ぶかな?という感じで、良い意味で相手のことを考えられるように促すことで、優しい子どもへと成長してくれます。
また、ルールを守ったらこんな良いことがあるよという形で、常に前向きな気持ちでルールを守るということを教えるのもとても大事です。